何歳で子供を産む?高校生のうちから考える時代に
学生時代、学校での性教育などに関する事といえば、どうやったら妊娠するかとか、女性の生理のことだったりした気がします。
今回、文部科学省が「妊娠しやすい年齢」について高校生向けの教材を製作しました。
文部科学省のホームページに、PDFが載っていたので読んでみました。
どんな人生を送りたいか「ライフプラン」を考えておく
こちらが、その教材。
心や喫煙、飲酒、薬物、感染症など高校生に向けて書かれた小冊子「健康な生活を送るために」には、妊娠に関することが4ページほど書かれています。
タイトルは「安心して子供を産み育てられる社会に向けて」
当たり前となった女性の社会進出。仕事をしながら、結婚・出産・子育てに関しての「ライフプラン」を高校生のうちから考えましょうという内容です。
私が高校生の時はどうだったんだろう?そんな事全然考えてなかったですね。「今が楽しければいい!」と思っていました。
更に読み進めていくと、「不妊治療をしてる人数」のグラフが。
1992年から2012年までうなぎ上りです。
もちろん、昔は今ほど不妊治療の技術も発達してなかったと思いますし、自然妊娠できなければあきらめる方も多かったのでしょう。
この数値は、自然妊娠から次のステップへ移った人が多いというのもありますが、やはり時代的背景もあって子供がなかなかできにくい人も増えているかもしれません。
仕事をしてる事によってストレスで不妊になってしまったり、育児休暇が取れない会社だったり、子供を産んでも保育園の心配があったりで、なかなか妊娠に踏み切れなかったりする女性も多いでしょう。
悩んでいるうちにあっという間に高齢出産の年齢になってしまうかもしれません。
高校卒業のわずか4年後の22歳が妊娠のピーク
このグラフを見ると22歳をピークに妊娠のしやすさの数値がどんどん下がっています。
22歳といえば、高校卒業のわずか4年後。大学へ進学した人は卒業したばかりですし、就職していたとしてもまだ新人。
そんな時に、妊娠を優先させるとしたら最初から就職して仕事なんてできなさそうですね。
まるで女性の社会進出をやめろと言わんばかりなほど、妊娠することと、仕事することが反比例な気がしてきちゃいます。
だからこそ、自分のライフプランをちゃんと考えなきゃいけないとは思うのですが…。
私が真剣に子供のことを考えたのが去年の33歳の時です。それまでずっと仕事に必死で考えてなかったです。
私が遅すぎたのかもしれないですが、20代って吸収することが多すぎたりしてあっという間に過ぎちゃいますよね。
たまに、周りの年上の方に「子供産むなら早く産んでおいたほうがいいよ〜」なんて言われましたが、それは子育てには体力を使うから、若いときの方がいいという意味でした。
「22歳が妊娠のピークで30歳すぎると卵子が老化するから妊娠したくでもすぐに妊娠できないかもよ〜」なんて言ってもらえてたら、少しは真剣に考えていたかもしれませんね。
更にマスコミによる高齢出産の報道などで「まだ私の年齢なら大丈夫♪」と油断していました。
ま、人のせいにしてはいけないのですが。
この教材のおかげで、後にどんな人生を歩もうとも、子供を産むか産まないかってことを高校生のうちから考えられるってところはいいかもしれませんね。
「健康な生活を送るために」の「妊娠」に関するPDFはこちら
関連記事
赤ちゃんが欲しいと思ったら、このお茶を飲んで妊活スタート
適度な運動で卵子の老化を防ぐ!
量より質?卵子の老化を防ぐ睡眠方法3つ!
「妊活で妊娠できました」妊婦の65%が妊活していた!
妊活ブログその1:妊活ブログスタートします