妊活と仕事を両立するのが難しい理由3選

妊活と仕事の両立。子育てと仕事の両立は今まで真剣に考えられてきましたが、最近では、森三中の大島さんが妊活の為に仕事を休業したこともあり、妊活と仕事の両立をどうすればいいのかを考える女性が増えてきました。それは、20代でバリバリ仕事して30歳に入って「そろそろ子供を…」なんて思った時に、なかなか妊娠しないという現実に直面して初めて「このまま仕事を続けてもいいのかな…」と思う人が多いからでしょう。私もその一人です。なぜ、仕事と妊活は両立するのか難しいのか、考えてみました。

1.不妊治療の為の頻繁な通院で仕事との両立が難しい

不妊治療をしていると、頻繁にクリニックへ通わなくてはいけなくなります。排卵日時期は毎日のように通う事もあります。排卵誘発、人工授精、体外授精、その他色々検査があります。また、クリニックは混雑していることが多いので待ち時間含めると2〜3時間はかかります。有名な不妊治療クリニックへ通っている人は、電車に乗って1時間…なんてこともザラですので、半日くらいかかることも。「会社を半日お休み」が、排卵日時期は毎日…。これを理解してくれる会社はどれくらいあるのでしょうか…（悲会社に妊娠の報告はできても、妊活の報告ってなかなか難しいですよね。

2.仕事のストレスで、結果的に妊娠しづらい体に

仕事にストレスはつきもの。上司に怒られたり、仕事のできない部下にイラついたり、ワガママなクライアントに振り回されたり。仕事の内容が大好きだとしても、人間関係に悩まされるとストレスをものすごく感じますよね。ストレスを受けると体に良くないのはご存知の通り。こちらの記事（ストレスで不妊率が2倍に！妊活の大敵はストレスでした。）にあるように、強いストレスを感じた女性は、ストレスレベルが低い女性に比べて、妊娠するまでの期間が29％も長くのです。 20代前半なら、まだまだたっぷり時間はありますが、30歳をすぎていて子供が欲しいと思うならばなるべく早く妊活はしたほうがいいかと。なので、ストレスをたくさん抱えるような仕事はあまりオススメできません。

3.仕事をしてると時間に余裕がなくなる

フルタイムで仕事をしている人、会社で正社員として働いている人は実働8時間はありますよね。通勤時間も含めるたりすると、仕事に1日10時間使っている女性もいるのでは？その他、家事や食事、睡眠なども含めると残る時間は本当にごくわずか。その中で、タイミングを計って旦那さんと子づくりしなくてはいけないのです。それもチャンスは1ヶ月の中でほんの数日。旦那さんも仕事から帰ってくるのが遅い時もあるでしょう。どちらかが早かったけど、どちらかが遅かったりも。なかなかタイミングが取れません。 1ヶ月チャンスを失うと、次のチャンスは1ヶ月後。随分先です。30歳を過ぎた女性の妊活にとって、1ヶ月1ヶ月がとっても大事です。仕事をしていると、なかなかタイミングを取るのが難しいです。以上が、妊活と仕事を両立するのが難しい理由3選となりますがいかがでしょう？ただ、不妊治療には多くのお金がかかりますので、安易に仕事を辞めて収入が減るのも困りものです。そして、専業主婦になることで、逆にストレスを感じる人もいるでしょう。最近は、在宅でできる仕事も増えているのでもし自分にできそうな事があれば、初めてみてもいいかもしれません。一時的に収入は激減するかもしれませんが、旦那さんも子供が欲しいならばきっと協力してくれるはず。仕事を楽しみながら、強いストレスや時間に拘束されることなく妊活していきたいですね。