my-ninkatsu > 妊活ニュース > 歯周病菌が不妊に関与?岡山大学の研究が示す「口の健康」と妊活の深い関係
2025年10月7日、国立大学法人岡山大学の研究グループが発表した研究成果が話題になっています。
同大学大学院医歯薬学総合研究科の永田千晶客員研究員、大森一弘准教授、高柴正悟教授、そして三宅医院・不妊治療センターの三宅貴仁院長らのチームは、不妊治療中の女性では歯周病原細菌「Porphyromonas gingivalis(Pg菌)」の感染度が高いことを確認しました。
さらに、Pg菌を感染させた歯周病モデルマウスの実験では、雌マウスの子宮が肥大化し、出生数が減少し、胎児の低体重化が起こるという結果が得られました。
これは世界で初めて確認された現象であり、「歯周病菌が不妊環境の形成に関与する可能性」を示唆する重要な研究成果といえます。
これまで歯周病は、早産や低体重児出産といった「妊娠後のトラブル」と関連づけられることが多く報告されてきました。
しかし今回の研究では、妊娠前の段階、つまり“妊活”にも影響を与える可能性が示されたのです。

妊活サポートを行う立場から見ても、今回の研究は非常に示唆に富んでいます。
多くの方が食事・運動・サプリメント・メンタルケアなどに意識を向ける一方で、「口の中の環境」については見落としがちです。
しかし、口腔内には全身に影響を与える細菌が数多く存在します。
歯周病菌が血流を通じて全身に広がれば、慢性的な炎症を引き起こし、ホルモンバランスや子宮環境にまで影響を与える可能性があります。
実際、血流や免疫の滞りは着床環境を悪化させることもあり、「口腔ケア=妊活ケアの一部」と捉えることがますます重要になってきています。
歯科受診による専門的なクリーニングはもちろん、日々のセルフケアも欠かせません。特に不妊治療を始める前、もしくは治療と並行して、口内の炎症や出血、歯ぐきの腫れなどを改善しておくことが望まれます。

妊活というと、どうしても内面のケア(ホルモン・基礎体温・栄養)に意識が集中しがちです。
しかし、体をひとつの循環システムとして見たとき、「口の健康」は免疫・血流・炎症バランスの出発点です。
つまり、妊活のスタートラインに立つ前に、口腔環境を整えることが“授かる力”を底上げする一歩になるのです。

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以前、YouTube動画にしたので良かったら見てください。
まとめ
岡山大学の研究が示したように、「口の健康」は不妊とも深い関わりがある可能性があります。
妊活を始める前に歯科検診を受け、日常的なマウスケアを取り入れることは、自分と未来の赤ちゃんの健康を守る第一歩。
毎日の小さな習慣から、妊活の準備を整えていきましょう。