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  • 妊活ニュース
  •  2025.11.19

【AI技術で妊娠】18年間の無精子症から妊娠へ


アメリカで、18年間子どもを授かれなかった夫婦が、人工知能(AI)技術によって妊娠に成功したというニュースが話題になっています。


これまで医師でも見つけられなかった“ごくわずかな精子”をAIが発見し、体外受精が成立したというのです。

夫婦は世界中の不妊治療クリニックを巡り、15回以上の体外受精(IVF)を行いましたが成果は出ず。


原因は夫の無精子症
。通常の精液には数億個の精子がいますが、無精子症では2〜3個しか存在しないこともあり、熟練の専門家でも見つけるのは非常に困難です。

しかし今年3月、米ニューヨークのコロンビア大学不妊治療センターのAIベース「STAR」技術によるIVFで、ついに妊娠が成功。
出産予定日は今年12月とのことです。

 

 

「STAR」技術とは?──1時間で800万枚を分析するAI

夫婦の妊娠を可能にしたSTAR技術は、以下のような仕組みで精子を検出します。

・精液サンプルを特殊なチップに流す

・高速カメラが1時間に800万枚以上の画像を撮影

・AIがリアルタイムで画像を分析

・精子らしき細胞を自動で認識・分離

 

人の目では何時間見ても見つけられなかった精子。
しかし、AIはわずか1時間で44個の精子を発見したケースもあったそうです。
天体物理学で“星を探す技術”を応用して生まれたというのも興味深い点です。

 

今回はAIが見つけた精子3個を使って受精し、妊娠に成功しました。

 

 

一方で「過度な期待は禁物」との声も

この技術は画期的ですが、まだ世界で初めての事例
今後の再現性や安全性については慎重な検証が必要とされています。

 

・米国生殖医学会会長予定者
「一見有望だが、他の病院でも同じ結果が出るか検証が必要」

・不妊治療医
「AIは万能ではなく、本当に精子が存在しないケースもある」

 

つまり、希望が生まれた一方で、「AIさえあれば必ず妊娠できる」というわけではない、ということです。

 

 

妊活支援者として感じること

今回のニュースは、多くのご夫婦にとって大きな希望になると思います。
特に無精子症は“絶望的”と言われてしまうこともあり、何十回も採精や治療に挑むご夫婦の精神的負担は計り知れません。

AIがその突破口となる可能性があるのは、本当に素晴らしいことです。

ただ、私は妊活支援者として次の点も大切だと感じます。

「AIがあれば大丈夫」と思わせるべきではない

不妊治療は“確率”の医学です。
今回の成功は希望ですが、AIはまだ発展途上であり、再現性の確保や安全性の検証は必須です。

 

「不妊治療の可能性が広がる」未来には期待できる

今回の成果は、不妊治療が一歩前進した証。
特に男性不妊において、これまで難しかった領域が開ける可能性があります。

 

それでも「今の自分にできる妊活ケア」を続けてほしい

最新技術が進歩しても、
・身体づくり
・生活リズム
・ストレスケア
など、妊娠に向けて整えていく“毎日のケア”はとても重要です。

 

妊娠率を左右する卵子・精子の質は、日常の積み重ねで変わっていきます。
だからこそ、「未来の技術に期待しながら、今日できることを続ける姿勢」が最も大切だと考えています。

 

 

まとめ

AIが18年間授かれなかった夫婦に希望をもたらした今回のニュース。
生殖医療の世界が大きく進歩していることを実感できる出来事でした。

そして、最先端の技術を待つだけでなく、
ご自身の体を整える“今できる妊活”を続けることも、未来の妊娠につながる重要な一歩です。

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