my-ninkatsu > 妊活ニュース > 妊活中のお風呂、大事なポイント【質のいい睡眠は入浴にあり】
妊活中の皆さん、湯船に毎日つかっていますか?
シャワーだけだと皮膚体温しか上がらないので、湯船につかって深部体温を上げることが大事なのです。
今回は妊活中のお風呂の入り方についてお話したいと思います。
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夏の暑い日だったり、忙しくて湯船に入る暇がないとシャワーで済ませる人も多いと思います。
妊活中は体を温めることが大事というのは、みなさんも知っていますよね。
なら熱いシャワーを浴びるだけでも体は暖かくなるよ?と思うでしょう。
でも、そのときに暖かくなっている部分は体の表面だけなのです。
体温というのは、体の表面である皮膚体温と体内の臓器の温度である深部体温で分かれています。
シャワーだけだと皮膚体温しか上がらないので、湯船につかって深部体温を上げることが大事なのです。
では、なぜ深部体温を上げることが大事なのでしょうか。
それは、睡眠に関係してきます。
深部体温というのは、日中活動している時が一番高くて、寝ている間が一番低くなっています。
寝ているときに体温が下がってしまうというより、体温が下がった状態でないと眠るのが難しいのです。
寝る時は、交感神経が下がって副交感神経が優位になります。
そうすることで、体と脳を休ませるのです。
深部体温が高いままだと、交感神経が優位となって体と脳が緊張した状態になり眠れません。
だったら、深部体温を上げてしまう入浴は逆効果なんじゃないの?と思いますよね。
実は、睡眠に入りやすいタイミングが、ちょうど深部体温が下がり始める時なのです。
なので、睡眠前に一度深部体温を上げます。
それが入浴だったり、軽い運動だったり、暖かい食べ物だったりするのですが、寝る直前になにか食べるのは胃に悪いので、おすすめなのが、お風呂に入ったあと軽いストレッチをすることです。
入浴後、一時間くらいすると深部体温が下がり始めるのでそのタイミングで布団に入りましょう。
ぐっすり眠ることができるはずです。
ただ、そのときにスマホをいじったりすると交感神経が優位になって寝付きが悪くなるので控えましょう。
ポイントは、深部体温を一度上げて、下がるタイミングで布団に入ることです。
これにより寝付きが良くなって睡眠の質も上がります。
お風呂の温度は、38~40度の少しぬるめで、20分くらい入るのが効果的です。
20分くらい立つと汗がジワーっと出てくるのでそのタイミングで上がるといいでしょう。
これは、私自身とても効果を感じていることです。
以前は、まず仕事から帰宅後、お風呂に入って夕飯を食べてから寝ていました。
お風呂に入ってから数時間経っているので深部体温が完全に下がって寝付きがとても悪かったのです。
当時は、深部体温と睡眠の関係を知らなかったので、私は寝付きが悪い体質なんだと諦めていました。
食べてから寝るので、胃もたれもひどく、次の朝いつも気持ち悪かったです。
深部体温と睡眠の関係を知ってから、夕飯とお風呂のタイミングを逆にしました。
そうすると、布団に入ってスッと寝ることができました。
おかげで、日中も眠たくなることがなくなり、いろんなことに集中できます。
ぜひ、夜の過ごし方の順番に注目してみてくださいね。
妊娠しやすい体作りで大事なことの一つに睡眠が挙げられます。
それは、睡眠不足に陥ると、大脳にある下垂体や視床下部の働きが悪くなり妊娠に欠かせない女性ホルモンの分泌がおかしくなってしまうからです。
女性ホルモンは、卵胞を成長させ排卵させたり、子宮内膜をあつくして受精卵を着床しやすくするなど重要な役割をになっています。
ちなみに、睡眠の質を上げると言われているゴールデンタイムは午後10時から午前2時までと言われ、この間に寝ましょうと言われていますが、最近このことが疑問視されています。
睡眠の質は時刻が関係しているのではなく、深い睡眠をどれだけとったかに関係があります。
なので、夜勤の多い看護師さんも安心して明け方深い睡眠をとってくださいね。
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