イチジクの妊活効果!不老不死の果実で妊娠力アップ
妊活中は、できるだけ妊娠力アップできる食事を取りたいですよね。
食事はなんとか気をつけられても「おやつ」ってどうしてもケーキやスナック菓子など、砂糖や添加物が多いちょっと身体に悪そうなものを食べちゃったりしませんか?
ということで、今回は妊活中におやつを食べるとしたら何がいいのかをテーマに、第一回は「いちじく」にスポットを当ててみたいと思います。
イチジクの妊活効果!不老不死の果実で妊娠力アップ
いちじくは、原産地がアラビアの南部で主にエジプト、トルコ、イランで生産されています。
見た目は深みのある赤色で、切ると種がたくさん詰まっていますがそのまま食べられます。
味はとろっとしていて甘いですよ。
どこに行っても売っているというほど流通量は多くないのですが、ドライフルーツとしてならよく見かけます。
古代ローマでは不老不死の果実、トルコでは聖なる果実と呼ばれていますが、食べているのは果実ではなく花の部分になります。
でも、不老不死と言われるほど栄養素が詰まっているということは、妊活にも期待できそうですね。
では、いちじくの妊活効果に迫ってみましょう。
いちじくの妊活効果 その1 血糖値の上昇を防ぐ
いちじくにはペクチンが豊富に含まれていて、ペクチンは血糖値の上昇を防ぐ効果があります。
血糖値が高いと、体の中で糖質とタンパク質が結びついてAGEという終末糖化産物という物質が作られます。
AGEは強い毒性を持ち、老化を進めてしまう恐ろしい物質なのです。
日本生殖医学会での発表によると、AGEの蓄積が不妊治療の成績に影響するという研究があるそうです。
具体的には、不妊治療をしたことがある方なら一度は耳にしたことのある「AMH」の数値が低くなってしまうそうです。
AMHは簡単に言うと、卵巣内にどれくらい卵の数が残っているかの数値で、この数値が低いということは卵子の数が少ないということです。
卵子は、もともと女性の体にあるものなのですが生理のたびに減っていきます。
血糖値が高いことによって、卵子の減少を加速させてしまっては大変ですよね。
血糖値の上昇を抑える食生活はかなり大事だと思っています。
その一つの方法として、いちじくは、おやつとして最高の食べ物だと思います。
いちじくの妊活効果 その2 食物繊維で便秘解消

いちじくに含まれるペクチンは、水溶性の食物繊維になります。
水溶性の食物繊維は、大腸内でビフィズス菌を増やし腸内環境をよくします。
便秘や下痢が続くと、腸内環境が悪くなるのですがそうすると栄養素を吸収、消化する働きが弱まって体内に栄養を運ぶことができません。
せっかく、妊活のために食生活に気をつけていても、その栄養素を体に取り入れることができなければ、もったいないですよね。
いちじくを食べて、腸内環境を良くしていきましょう。
いちじくの妊活効果 その3 アントシアニンで活性酸素を除去!

いちじくには、ポリフェノールの一種であるアントシアニンが含まれています。
アントシアニンは強い抗酸化力があり、老化の原因となる活性酸素を除去する効果があります。
人間の体は年齢とともに老化していくのですが、卵子も同じように老化します。
年齢によって妊娠率が下がってしまうのは、卵子の老化が1つの原因となっています。
お肌の老化を自分の努力やスキンケアで食い止めることができうように、卵子の老化もアントシアニンで食い止めましょう!
いちじくを食べて卵子の老化と戦いましょう。
妊活にはダイレクトに関係はないので大きく紹介はしませんが、いちじくにはフィシンというタンパク質分解酵素が含まれていて、食後のデザートとして食べると肉や魚の消化を促進してくれますよ。
他にも、ビタミンやミネラル、鉄分など優れた栄養素がバランスよく含まれています。
イチジクを妊活中のおやつに!
私は、イチジクのドライフルーツをおやつに食べています。
ただ、ドライフルーツは生で食べるよりも糖質が高いので、血糖値を下げる効果はあるといえども、一度に多く食べ過ぎるのは控えましょう。
でも、ケーキやスナック菓子を食べるよりはいちじくを食べたほうがいいですよ。
果物の割にはモッタリとしたボリュームがあるので1つ2つで満足感があります。
そして、いちじくのお供には妊活にいいお茶を一緒に飲んで更に妊活効果アップを狙いましょう。
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いちじくを食べて美味しく妊活してくださいね!